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2006年01月05日
2006年
あけましておめでとうございます。
とうとう2006年が明けてしまいました。
今年は、民間機YSにとって最後の年。引退の時期は
まだわからないけど、悔いの残らないよう、しっかりと
見届けてやりたいと思っています。
大晦日の鹿児島空港は、やっぱりというか、当然のように
雨。ひたすら走って到着した時はもう夕方で、あたりが暗く
なり始めた頃、予定より少し遅れて種子島、高松行きのYSが
相次いで飛び立って行く。うち1機はさよならマーキングの
JA8717。
最終的には4機中3機がこのデザインになるらしいけど、
このマーキングにならないのはいったい誰なんだろう?
さよなら塗装をまとわないのはC整備で羽田に飛ぶ機会が
ない機体だから、というのが理由らしいけど、ということは当初
一足早い引退が予定されていた(?)JA8788でしょうか。
最後の便が高松から戻ってきて、3機のYSが眠りにつく。
あいにく3機ともバラバラの寝床。JA8717なんか、海保の
あたりに新設されたらしい隔離スポットに連れていかれて
はるか彼方。そういえばあのあたり、空の日イベントの時
工事中だったような記憶が。
雨が降りしきる中、2005年最後の夜が更けていく。
翌朝。空港は初日の出イベントで送迎デッキに人の波。
雨は上がってくれたけど、東の空は雲、飛行機は霧の中。
しかもYSはPBBが邪魔して見えない11番スポットと、残りの
2機ははるか彼方の、それこそ霧に見え隠れの状態。
ご来光なんて30云年生きてきて一度も拝んだこと無いけど、
来年はもう見られないYS越しの初日の出、出来れば目に
焼き付けたかった・・・残念。
ごった返す送迎デッキに見切りをつけ、搭乗手続へ。
今年最初の鉄砲ツアー、種子島の往復。
朝イチ種子島の特便割引は気軽にYSに乗れる激安路線
だったけど、それも2月からはQ400に変わってしまうよう。
今や最後の離島路線、種子島。ラストフライトはやっぱり
新空港からの便なんでしょうかねぇ。
さすがに元旦から動き出す人は少ないようで、畳敷きの
待合室に人はまばら。同業者と思わしき人の姿も見えず。
外を見ると、日の出の時間からだいぶ遅れて雲間から光。
ガラス越しに拝んでる人がいたりして、ここにきてようやく
2006年のスタート、という気分に。
先発の福岡行きJA8766が出発、霧の中へ消える。
我らの種子島便はJA8768、お客の数はわずか10名ほど。
まもなく消される運命にある、ルリーの出迎えを受け搭乗。
種子島空港は、すでにYSお見送りムード。
東亜国内航空時代の体重計やカートなんかがいまだ残る、
いかにも離島という雰囲気のある空港だけど、ここも3ヶ月ほど
でその役目を終え、ジェット機も就航可能な新空港にバトンタッチ。
次に来るときは、もう新しい空港かも知れません。
投稿者 ji6opt : 2006年01月05日 01:33