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2006年10月30日
JA8717
JACの最古参機だったJA8717、フィリピンへの売却のため
とうとう旅立ちました。
残念ながら鹿児島でのお見送りは出来ませんでしたが、
出勤前に自宅でATCを聞くことが出来ました。
9時を少し過ぎたころ、鹿児島アプローチにRP-C2677の
レジナンバーそのままのコールサインで元JA8717がコンタクト。
100Km以上離れていますが、高度があるのでよく聞こえます。
今日はヘッドセットがいつもと違うのか、普段よりも少し小さめな
ダートサウンドがかぶった、聞き慣れた交信。やがて、
高度を下げて行くとともに、ノイズの中に埋もれていきました。
南へ向かうYSの売却フライトは珍しくなくなりましたが、JA8717が
旅立ったのはさすがに感慨があります。再会出来る機会があるか
どうか分からないけど、いつまでも元気で飛んでてくれよ。
# 9月30日のリポート、完成したんでカテゴリー独立させました。
2006年10月19日
羽田に大集結!
すごいことになってる羽田空港、行ってみました。
ライブカメラで見続けるの、もう我慢出来なくて(笑)。
# 10月1日の写真、ようやくアップしました。
# 9月30日のぶんも、やっと完成しました(大汗)
2006.10.14 HND RP-C2677/JA8766
羽田には現時点でJACから引退した(というか正確に言えば、
所有者であるJALにリースバックされた)YSがJA8788、8717、
8766、8768の4機滞在しているはずです。
1タミ屋上の展望デッキから旧整備地区を見ると、いましたいました。
サクッと撮った一枚の写真に、フライアブルなYSが5機。今を逃すともう
生涯出会うことの無さそうな(言い過ぎ?)光景です。
少し距離を置いて海保の機体が2機いますので、それも含めれば
羽田空港には合わせて7機のYS-11がいるというものすごい状態。
JACを引退した子たち。元JA8717はRP-C2677というレジを付け、
フィリピンへの旅立ちを待っているようです。ラストデーまで勤め上げた
8766と68は変わらぬ姿で、みんなで思い出話に花を咲かせている
ようにも見えます。
でもこれ、1機足りないですね。こないだまでここにいたJA8788、
いったいどこに行ってしまったんでしょうか。日東整備のハンガーの
隙間を覗いたりしてその姿を探しましたが、結局分からずじまい。
解体されるという噂話を聞きましたが、もうここにはいないんでしょうか。
そのJA8788の姿、ついに青木勝氏のブログに出て来ました。
http://blogs.yahoo.co.jp/aokikatsu_blog/21997014.html
やはり噂どおり、解体されてJAXAへ引き取られるとのこと。以前
丘珠でオーバーランし、引退したJA8727と同じ運命のようです。
2006年10月11日
羽田YS天国
羽田の旧整備地区、何かすごいことになっています。
売却を待つJA8717に寄り添うように、鹿児島からフェリーされてきた
8766と8768の2機。横で寝ている航空局の8709と8720を入れれば
なんと鹿児島でも久しい5機並び。残念ながら海保は見えませんが、
つかの間のYS天国、といった感じでしょうか。
9月30日の写真、少しづつアップしております。
2006年10月01日
一夜明けて
ラストデーから一夜明けました。
最後の仕事を終えたYSを眺めながらの黒糖焼酎、
結構効いたみたいです。(^^;)
昨夜の興奮がまだ残っていますが、今日はラストフライトを
勤めたJA8766のフェリーが予定されています。ちょっと遅い
朝食のあと、再び空港ホテルの屋上。YS達の状況を確認し、
宿を後にします。
いちばん隅のスポットで朝日を浴びるJA8766とJA8768。もう
お客さんを迎えることのない2機、静かに朝を迎えたようです。
鹿児島での最後の姿を撮影しているうち、やがて羽田への
フェリーフライト、JAC7852便の出発となりました。
ランウェイ反対側のいつものポイントからJA8766の離陸を狙います。
もうここでJACのYSを撮影することはありません。悲しいけれど、
ここでダートサウンドを満喫するのも、くるくるベイパーを見るのも、
夕陽を狙ってウハウハするのも、全部思い出になっちゃいました。
長い間、本当にお疲れさま。
次にここに来るときは、もうJACのタイトルは消えてると思うけど、
それまで住み慣れた鹿児島とは、しばしお別れ。次にここを
訪れる時は、日本と永遠の別れの時だけど・・・。