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2008年05月02日
第三の人生へ
長崎港に浮かぶ大雪丸にとうとう動きがありました。
ホテルとしての役目を終えてから、すでに二年半の月日が
経ってしまいました・・・。
何度か売却話が出たこともあったようですが、結局は何も
決まらないまま静かに佇んでいた大雪丸。中国に嫁ぐことが
決まったそうで、今朝福建省へ向けて旅立ったそうです。
国内で残すことが出来なかったのは残念ですが、解体の危機を
逃れる事が出来たのは幸運だと思います。再びホテルシップとして
使われる事になるそうですが、向こうでも大事にされることを
願わずにはいられません。
(なお、出典元は地元テレビが昨日放送したローカルニュースです。
現在のところ、ネット上には関連するソースは見あたりません。)
(5/3追記)
長崎新聞に記事が掲載されました。
長崎のホテル船「ヴィクトリア」が中国の船会社に売却
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080503/10.shtml
投稿者 ji6opt : 2008年05月02日 22:28
コメント
私も2度宿泊し今年2月中旬に京都よりあかつき号に乗車しその足で
大雪丸に会いに行きましたが、とうとう長崎を離れてしまったのですね。
また中国に再会に行きたいです。
投稿者 十和田丸 : 2008年05月06日 19:48
十和田丸さんこんにちは。
コメントありがとうございます。
中国では再びホテルシップとして使われるそうですが、
廈門に向かったという以外に具体的な情報はないですね。
まずは、営業再開の報を待つばかりです。
投稿者 ji6opt : 2008年05月06日 23:07
お久しぶりです。
大雪丸はNHKの函館ローカルのニュースによれば厦門に着いて改装に入ったようで、安心しています。
津軽丸型の海外転出はこれで4例目になりますが、大切に使ってほしいですね。
投稿者 X-103 : 2008年05月14日 12:24
X-103さん、こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
大雪丸、もう現地で改装工事に入っているのですね。
放置されるのではないかと心配していたので、とりあえず
ひと安心です。
ホテルとしてふたたび開業するのを心待ちにしています。
投稿者 ji6opt : 2008年05月25日 04:08
先日、中国でヴィクトリアを見てきました。
その姿は、皆さんが想像されているものとは大きく違っていたということをお知らせします。
造船所に人為的に座礁させられていました。
聞いた話では、
まず、ホテルシップとして旅立ったわけではなく、「スクラップ」として買い取られたようです。現地では現在、使えそうな内外装品を取り外しているところです。ベッドとかは既にないそうです。
また、信じられない話ですが、タンクの中に産業廃棄物が満載だったということで、皆さんが想像する「ホテルシップ」としての営業はまず考えられません。(これって違反じゃないの?)
残念ながら、由緒ある青函連絡船の末路はこんな感じです。
素敵なホームページにこんなことを書くのはしのびないですけど、皆さんが心配されてるので思わず書き込みました。
ニュースはどうして真実を伝えないのでしょうか?
一個人が、こんな恐ろしい情報を持ってしまって、どうしようかと思ってます。追われるのが嫌なんで、メアドは控えさせて下さい。
投稿者 さよならビクトリア : 2008年07月09日 16:36