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2008年10月13日
走り続けて50年
島原鉄道のキハ20に、久しぶりに会ってきました。
この日は100周年記念イベントの一環で南島原駅の構内が
開放され、鉄道部品や各種グッズを販売。でも、そんなものより
気になるのはこの子たち、南目線廃止と同時に引退したキハ20。
展示されていたのはキハ2003とキハ2016の2両。南島原駅には
6両留置されていたはずですが、いつのまにか数を減らしていました。
キハ2011とキハ2019がいた愛野駅にも既に姿はありませんでしたので、
えらく短期間のうちに、みんな旅立っていったみたいです。
最古参の自社発注車、キハ2003は特製のヘッドマークを付けて
もらってエンジン始動体験の役。人目につかない側の銘板は
部品販売のために取り外されていましたが、このまますぐにでも
本線上に出て行けそうなほど、元気なエンジン音を響かせていました。
このキハ2003、島鉄にとってC12やD37と同じくらい大事な車のはず。
おそらく、私たち外部の人間が思っている以上に、何らかの形で
残したかったんでしょうが・・・。
でもたぶん、これが最後の晴れ舞台。構内に響き渡るDMH17Cの
カラカラ音は、どこまでも晴れやかなのでした。
投稿者 ji6opt : 2008年10月13日 03:25