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2009年09月30日
あれから3年。
民間のYS-11が引退して3年経ちました。
もう飛んでいるのは海自空自と、海保の千歳基地のみ。
なんだかもう、歴史上の飛行機になってしまったような感じです。
引退まであんなに追い回したYSですが、結局那覇基地の「しゅれい」も
飛んでる姿は撮影できず、千歳の「おじろ」も押さえられず、たまに地元の
海自キャラバンをボーっと眺め、油の匂いとダートサウンドを懐かしむくらい。
まぁ、地元に飛んできてくれるだけまだマシではあります。
ところで。
そんな、今となっては貴重な存在、全機現役を誇る海自のYS-11Mが
小月基地でオーバーランを起こしてしまいました。
厚木基地所属のキャラバン9044、大村でもおなじみの輸送機です。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090929-OYS1T00219.htm?from=ranking
28日午後0時40分頃、山口県下関市松屋本町の海上自衛隊小月(おづき)航空基地で、
海自厚木基地(神奈川県)第61航空隊所属の輸送機(YS―11型機)が着陸時、滑走路を
約150メートルオーバーランして水田に突っ込んだ。周囲に人はおらず、操縦士ら乗員11人に
けがはなかった。
写真を見る限り、機体はプロペラが曲がっているぐらいでさほど大きな損傷は
無さそうです。この程度の事故、民間がバリバリ飛んでいた時代なら即修理して
復帰するところでしょうが、この子の処遇が気になります。
機体の経年が変にクローズアップされ、引退が早まるきっかけにならなければ
いいのですが・・・。
投稿者 ji6opt : 2009年09月30日 23:59