2006年06月30日
有泉
今年の夏を乗り切る燃料、仕入れました。
焼酎はずっと米派だったんですけど、昨年与論に行ってから
すっかり黒糖好きになっちゃいました。奄美、喜界、沖永良部
あたりのいろんな銘柄を取っ替え引っ替え飲みましたが、
どうやら私にはこれがいちばんみたいです。
そういえば最近、泡盛も飲まなくなったなぁ。
2005年08月24日
与論ふたたび
確かに現地に行くことは出来た。欠航した復路便の
1万円は返金されたし、マイルだって半分戻って来た。
しかし、それはあまりにも中途半端な結果。シーサーの
DHC8の機内で、泣きながら(嘘)リベンジを誓って2ヶ月。
与論最後の夏。早く行かなきゃ、もう時間がない。
退役に向けた動きの中では色々あるかも知れないけど、
この小さな島へYSが「普通に」飛んでいる姿というのは、
もう今しか目に焼き付けられない訳で、今回は少しばかり
緊張感を持ちつつも、いつもの鹿児島空港。
どうやら僕は、鹿児島空港とは相性が悪いらしい。
いつ来てもこんな天気で、遅延とか欠航便の嵐。
うちの婆ちゃんは鹿児島人だったし、僕の体には南九州の
血が流れているはずなのだが、そんな事は全然関係ないらしい。
それはさておき、スポットに佇むは福岡行きの準備が進む
JA8763のみ。オープンスポットのいちばん先、JACのハンガー
前のあたりにスタンバイYSがいないなんて、初めて見る
光景のような気がする・・・。寂しくなったもんです。
与論便は天候の影響は無さそうだけれど、屋久島からの
到着が遅れているので自動的に遅延モード。福岡便の63が
出て行き、とうとうスポットからYSがいなくなってしまう。
約50分後れて、屋久島便が到着。急げ急げ、てな感じで
手前のタキシーウェイから直接スポットに突っ込んで来る。
やがて案内が流れ、構内バスがさっきのYSに横付けされる。
JA8717キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
空港と相性が悪くても、17とはかなり相性がいいらしい。
2回目の与論行き。またもやお世話になりますです。
シートに座り、ふと前を見る。相変わらず大量のゲロ袋。
何故かこの袋が飛び交うような揺れに遭遇した事がない。
昔ANK対馬便で乗った時は、対馬アプローチもさることながら
復路の福岡サークリングでひっくり返るかと思うぐらい揺れて
非常に怖い思いをした事があるが、幸か不幸かそれ以来、
北のYSも南のYSも揺れ知らず。
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・・・じゃなくって、目の前のポスターが変わってしまってる。
沖永良部と与論へのQ400就航PR。矢田亜希子が喜ぶのは
どうかと思うけど、綺麗な飛行機になるし、速くなるし、地元では
やっぱ歓迎されているんでしょうけど。なんだかねぇ。
雨の降るなか、R/W16から離陸。下界に鹿屋基地を発見。
いつも地元で見ているキャラバンの姿は確認出来ず。あぁ、
今日は土曜日か。新旧種子島空港が目視出来たあたりで
雲中飛行になり、またもや美しいとされる島々の風景は
ほとんど見ることが出来ないまま、R/W16で与論に到着。
今回は西側から、いたって普通に着陸。
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前回と同じレンタカー屋さんで足を確保、乗ってきた17を見送るべく
R/W16側の道端に向かう。地元の人らしき先客が数人。空港の
屋上が閉鎖されているので、ここが実質送迎デッキのようで。
出発便を見送ったあと、お仲間発見、とばかりに話かけてくる人が。
沖永良部から撮影に来られたという方。しばし情報交換。「もう
奄美諸島にYSが飛んでこなくなるんで悲しいんですよー」という
言葉が印象に残る。こっちは定期便YSはとうの昔に撤退して影も
形も無いけど、海自のそれが毎日のように飛来してくれるのは
やっぱ恵まれた空港なのかも。
・・
さて与論といえば、兼母海岸。あのセントマーチンにも決して
引けを取らない・・・は少し言い過ぎかも知れないけど、とにかく
素敵なアプローチが拝める場所。島いちばんのリゾートホテルの
宿泊客は、降りてくる飛行機にあまり興味も無さそうだけど、
カメラ片手に右往左往の場違い野郎がふたり。おまけにYSの
到着時に限って、いきなりのR/Wチェンジ。空港外周をぐるぐる。
しかし肝心のYSは、やはりというか、到着時刻が遅すぎて陽が傾き、
思ったような出来にならず。再度撮影に訪れる機会があるかどうか。
Q400なんかこの先何度でも撮れるのに・・・。残念。
2005年06月14日
与論
梅雨の合間を縫うように、サクッと与論へ遠征。
2005.6.11 RNJ JA8717
素敵すぎる青空。ベルビア持ってきゃよかったよ。
8月からいよいよ2便中1便がQ400化する与論線。
どうも秋以降のYS運行が怪しくなってきたので、急遽決行することに。
飛んでいるうちに、どうしても押さえておきたい最長路線。
一度は見ておきたい、あの兼母海岸へのアプローチ。
とはいえ、何しろ正規料金は高すぎだし、バーゲンもバースデーも
設定が無いとなれば、残された道はマイル割しかない訳でして。
それも6月いっぱいで終了だし。(秋になったらまた再開?)
例によって一泊二日の強行軍。
で、雨の鹿児島空港。
いつのまにかすっかり数が増えた、ふんぞり返る赤い尾翼の
向こうに見えるYSは4機。ドアを開けて準備中らしくしてるのは
JA8766と8788。たぶん、今日のお供はこのうちのどちらか。
あいにくの天気だが、種子屋久方面の天候はさらによろしくないらしく、
天候調査云々のアナウンスがひっきりなし。
・・・なんか、鹿児島に来るといつも天気が悪いような。
チェックインを済ませ、例の畳敷き待合室(笑)で昼食を取りつつ
様子を見る。福岡から飛んできたらしいJA8768が折り返して
出発していく。種子島便は欠航となり、それまでごったがえしてた
畳待合室がとたんに静かになる。何となく不安。
待合室から離島便スポット方面を見る。来年の今頃はもう
SAABとQ400ばっかりになってんだろうなぁ。
程なくして与論行きの案内が流れ、階段下のバスに乗せられる。
場内バスは8766も8788の前もつぃーっと通り過ぎ、一番奥の、
さらに滑走路側の15Rスポットへ到着。
待っていたのは、なななな何とJA8717!あの名機ワンセブン!
今回の与論行きは大当たりだ!
天気悪いけど(笑)
JA8717こと2092号機は、1969年生まれの36歳。
最古参機の彼女は、かつてJAL塗装を経験したり、国際線を
飛んだりした異色の経歴の持ち主。世界一のフライトタイムと
サイクルを誇るタイトルホルダー。凄い奴だ。
機内アナウンスに耳を傾ける。この便の機長は
本村キャプテンとのこと。どっかで聞いたような名前・・・ああ、
雑誌やテレビでよくお見かけする、あの方だ。
飛行時間が2万時間を超える、グレートキャプテン。
これまた奇遇な。というより、本村CAPの17で与論行き。
この組み合わせって、凄いかも。
こちらもラスト・ラン目前のSR、JA8157をお見送りして
鹿児島空港を離陸。案の定、ルート上ほとんど下界は雲で
何も見えない状態。でもまぁ、それは仕方ないわけで。
配られる絵葉書がいつになく豪華な6枚組だったり、JACでは
めずらしく飲み物が出たりで楽しく機内の時間を過ごす。
しかも、何と言っても、今乗っているのは8717なのだ。
雲中飛行も沖永良部を過ぎたあたりから下界が見え始め、
到着が近いことを伺わせる。が、座っている1Aの席からは
与論の島影はいつまで経っても確認できず・・・ということは、
南側から回り込んでのR/W14アプローチ??期待が高まる。
その期待どおり、機は島の南から西側へゆるやかに右旋回して
飛び続け、飛び続け、空港は遥か後方に・・・?。このまま島を
一周してしまうの?と思わせるくらい飛んだあたりで、くるりと
ターン。下を見れば、おおっ!素晴らしいコーラル・リーフ!
左右どの座席からも百合が浜が見える大サービスなファイナル、
さすが本村キャプテン!
やがて機はプリシアリゾートを下手に見つつ、R/W14に着陸。
鹿児島の雨はどこへやら、青空が出ている。もう夏の空だ。
ターミナルビル周辺は撮影スポットが無さそうなので、14側の
滑走路脇まで徒歩移動し、帰りの8717を見送る。
何も予定を立てていなかったので、とりあえずレンタカー屋に
電話を入れ、足を確保。百合が浜経由で茶花の宿に入り、居酒屋。
ブツ切りの刺身と、もずく、豚味噌。黒糖焼酎はあまり飲んだこと
無かったけど、なみなみ注がれた有泉ロックの美味しいこと。
少し深酒してしまいました。
・・
翌日。兼母海岸に向かう前に、まず空港。売店でおみやげを物色
していると、沖永良部から飛んできたSAABのコパイが試食の黒糖を
つまみつつ売店のおばちゃんと談笑中。うーんローカル色全開ですな。
何となくコパイ氏の話に耳を傾けると、なにやら天候の話題。ふと
カウンターのほうに目をやると、いつのまにか鹿児島便に欠航の文字。
・・・欠航?
って事は、帰りの便は飛んで来ないって事っすか?ええそうです、と
気の毒顔のグラホの方。中島みゆきの唄が一瞬脳裏をよぎる。
ええと、落ち着いて。
翌日は仕事があるので、今日中に帰る必要がある。
まずRACのDHC8で那覇へ飛び、ANAの鹿児島行き最終に
乗り継げば帰れるらしい。トボトボとシーサーのQ100に向かう。
兼母の浜で待ちかまえるはずのYSは、あろう事か南国ムード
バリバリで下品なエンジン音の飛行機に化けてしまった。
夢見ていた奄美群島~沖縄縦断ルートが期せずして実現する
ことに。ついでに手痛い追加出費も・・・とほほ。
投稿者 ji6opt : 00:24 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月08日
与論Q400
与論町の公式サイトを見てたら、お知らせのページに
こんな記事が。
Q400型機離発着訓練のお知らせ
http://www.yoron.jp/kurashi/shuhou.php3
なんとぉっっっっっ!!!
もう既にQ400の試験飛行が実施されてるじゃないかっ!!
与論は確か今でも滑走路は1200mのままだし、今すぐSAABという
訳にもいかないだろうから、国内YS最長路線は退役まで安泰と勝手に
思っていたけど・・・。
どこかの雑誌の記事を鵜呑みにしていた気もするけど、
こりゃ、沖永良部と同様に与論線も以外と先は短いかも知れませぬ。
早く乗っておかなきゃな・・・。
しかし来年度まで残す路線はどこになるんでしょうかねぇ。
福岡絡みはもうだいぶ前から虫の息だし、種子屋久ももう長くは
なさそうだし、ていうか屋久はもうないか。出来れば与論線は最後まで
残してもらって、ラストフライトは8717で与論-鹿児島なんて事になれば
とっても盛り上がりそうな気が・・・ベタすぎですか。
・・・ところで、Q400って1200mでも飛べるの??